【過去の部屋】

どの子も酷い状況だけど、段差のあるケージに入れられているこの子達はまだマシかもしれないと思ってしまいました。
糞尿まみれの床から逃れられる。。。
何年もの間、この狭い空間に閉じ込められ、悪臭漂う床で眠り…この子達は何を思い生きてきたのでしょう。
空腹感は満たされていたのかもしれない…でもその代償がこれじゃ。。。
この子は目が見えません。でもこの床の汚さが分かるのでしょう。落ち着く所が無く、トイレのふちを何度も何度も
行ったり来たりしていました。
分かりますか?トイレのふちだけがキレイなのが。。。
キラキラと瞳を輝かせながら近寄ってくる子。声を掛けるとケージ越しにスリスリと甘えてくる子。
こんな状況下に居ながら、今なお人間を信じきって甘えてくる子達。。。
こんな汚いケージでも1〜2個置いておいて下さいと飼い主は言う…
「え〜もう錆びてるし、洗っても使えないですよ〜おじいちゃん(=^^=) 」と、顔で笑って心で激怒。
勿論、空いているケージはすべて再起不能にしてきました。。。
何かを訴えかけるような瞳…
もうすぐだよ。きっとここから出してあげるからね…後ろ髪引かれる思いで、この部屋を後にしました。。。