▼その後のご報告(2006.2.17)

2004年10月にこのサイトを立ち上げてから、この子達の悲惨で過酷な状況を目の当たり にし、何とか改善を、何とか新しいお家へと、たくさんの方々からご支援、お申し出を頂き 昨年7月のチー坊のご縁を最後に、全頭をこの家から開放してあげる事が出来ました。
本当に有難うございました。

今、元飼い主のおばあさんは入院中で、おじいさんが毎日お世話の為に病院に通っている そうです。自分達の事で精一杯な今、もうこの家で新たにネコが増える事はありません。

そして現在、都会ネコ達の中で里親様募集中の子は、お預かり頂いている1匹のみとなりま した…と、ここまで書いた時、朗報が♪
最後の1匹「ルミコちゃん」に里親様が決まりました!有難うございます。。。
と言う事で、2006.2.17をもちまして、『都会ネコ達』の募集は終了させて頂きます。
長きに亘っての応援ならびにご支援、本当に有難うございました。

又、気にかけて下さっている方も居られる事と思いますが、行方不明の子達に関しましては 後日、何らかのご報告はさせて頂こうと思っております。

募集中の猫達

 ■一時預かり・里親さま募集中■

この子達は何年もの間、日も当たらないケージに閉じ込められ、飼い殺しのような状態で生きてきました。この生き地獄から何とか救い出してあげたい一心で仲間と共にSOSを立ち上げました。

今回のSOSに関わるメンバーが、取り敢えず一時預かり&ケアをして、里親様探しが出来れば良いのですが、既に全員、自分の環境で迎えうる頭数の子達を抱えている為、やむを得ず、飼い主宅の改善と平行して、一時預かり様、里親様とのご縁を見つけていきたいと思っております。

 只、飼い主宅の改善が一筋縄ではいかず、一進一退しております。
 ■飼い主自身が今の自分達の飼い方が普通!正常!虐待ではない!と思っている。
 ■主に猫達の世話をしていたお婆さんが79才と言う高齢の為、話がその都度違ったり猫達の年齢や名前すら分からなくなっている。
 ■自分達が生活していくのに精一杯な為、25匹もの猫達の避妊去勢・医療費までは出せるはずも無く、物事を進めようとする度に、もうこのままにしておいてくれと言い出す始末…
 ■今、猫の世話をしているお爺さんはリュウマチで動けないお婆さんの世話で手一杯だと言い、殆ど猫達の世話をしない。
 ■休日を使ってお掃除に行っても、1週間後にはカリカリにウジが湧き、水入れは空、トイレは糞尿まみれの状態に戻っている。今はまだこんな状況なのです。。。
でもこの子達と一緒に、前向きに!前向きに!頑張っています!飼い主との交渉を含め、取り急ぎ避妊去勢手術を進めていこうと話し合いの最中です。
お声をかけて頂いた際には、出来る限りのケアの後、迎えて頂きたいと考えております

少しだけ…立ち止まって見て下さい…考えて下さい…
今、猫ちゃんを新しい家族として迎えようとしているあなたからお声がかかる日を心待ちにしている子達がいます。。。

どうぞこの子達に本当の家族の温もりを与えてあげて下さい!
糞尿にまみれた床を避け、空の食器の上で縮こまって眠る子達がノビノビと眠れるお家を下さい!みんなとても可愛い子達です。私達が行くと一生懸命自分をアピールするかのように、呼びかけ擦り寄ってきます。
虐待とも思える環境に居ながら、尚且つ、人間を信じ人間に甘えてくる…一途な瞳のこの子達をどうぞ助けて下さい!!